日々おもしろい事に付きまとわれている笑いの神、スーパートモコさん。
以前、台風接近で強風が吹き荒れる中、ウェルマート(田舎のスーパー)に立寄った時、
両手に買い物袋を下げたおばちゃんがトイレのドア(田舎のスーパーは店の外にトイレがある)に
挟まれて動けなくなっているのを助けた事があるそうです。
トイレから外に出ようと、おばちゃんは両手に袋下げて、体でドアを押して外に出ようと
したんでしょうね。しかし、そのドアを閉めようとするくらいの強風についにおばちゃんは
トイレのドアに体半分挟まれて、身動き取れなくなっていたそうです。
しかし、そんな場面に出会うか普通?笑
本題はここから。
それは、トモコさんが高校生時代、剣道部の試合に行った帰りの電車での出来事。
そう、今のあの体型から想像も付かないでしょうが、ヤツは剣道2段なんです。
体重37kgのあの体では体当たりされたら、一気に場外でしょうね。笑
しかも、最近子供の剣道に混じって練習を始めるとかどうとか言っていたのですが・・・
さて、そんな女子剣道部一同、ワイワイガヤガヤ言いながら電車に乗っていた時のこと、
ふと、ドア付近を見ると、見るからにヤンキーのツッパリ君がホームの
彼女とイチャイチャ別れを惜しんでいました。
えー、田舎なもんでヤンキー遭遇率が異常に高いんですよね、この辺り。
朝夕の通学列車なんて、ビーバップですよ。←古いか?
そして、いよいよ発車っていう間際まで彼女と別れを惜しんでいたツッパリ君。
「ピーッ、ピッ」
車掌さんの笛の音と共に「プシュー」と閉まるドア。
すると・・・
あーーーーーー!!
ツッパリ君の!
ツッパリ君の!!
ツッパリ君のリーゼントがドアに挟まれたーーー!!! 爆
まさにツッパリ★サンドイッチ。笑
考えられるか?
リーゼントが電車のドアに挟まれるなんて。笑
しかも、そんな場面、目撃できるか?笑
車掌も絶対狙って閉めたはずや。笑
「ファ~ン」
焦ったツッパリ君を無視するかのようにノッソリと動き出す電車。
ホームに残された彼女の目の前では、
ドアからはみ出してふわふわなびいていたであろう彼の自慢のリーゼント。
そして、動き出す電車。
ふわふわを見送る彼女。
100年の恋も冷めたであろう。笑
そして車内では女子剣道部一同、大笑い。
あまり動かせない頭でツッパリ君は下から見上げるように「こっち見るなや」と、
言わんばかりの睨み具合。笑
しかも、田舎の電車なので、無人駅が多く、ホームも右になったり、左になったり。
トモコさんの記憶では粟生駅まで挟まれたという事でしたが、それなら2駅以上、
ツッパリ君は挟まれたままのはず。笑
その間、電車の外にはふんわりリーゼントが風になびいていたのかと思うと。 爆
何だか電車のワキ毛みたいですね。笑
そしてようやく、粟生駅でドアが開き、固定されていた頭は解放され、
こっちを睨みつけて来たツッパリ君の自慢のリーゼントは真ん中辺りがドアで挟まれ
見事なひょうたん型に。笑
それを見た女子剣道部はまた爆笑。
すると、そのツッパリ君、おもむろにポケットに手を入れ、ナイフでも出すのかと思いきや、
笛を取り出し、女子剣道部に向かって「ピーーーーッ」と、吹いてきたそうな。笑
ホントかよ。笑
最後の方はトモコさんの作り話ちゃうんと思うような実話だそうです。
なぜ、その話しを克明に覚えているかというと、その電車で立って乗っていた時に、
座席の背もたれ(田舎の電車なので長いシートではなく、向いあって座るボックス席なんですね)に
ひじを乗せていた他の部員が大きく揺れた拍子に座っていたハゲたおっさんの頭におもいっきり
エルボをかましてしまい、スンゲー怒られた記憶があったからだそうな。笑
その記憶よりツッパリサンドイッチの方がもっとインパクト強いねんけど。笑
トモコさんの武勇伝は高校時代から始まっていたのだった。
完